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第１回道東小劇場演劇祭【公演終了報告のページ】へ GO!

87年に演劇企画集団THEガジラを創立。92年に芸術選奨文部大臣新人賞受賞。10周年の97年
には、第32回紀伊國屋演劇賞個人賞、第５回読売演劇第賞を受賞。常に日本人を見据えた作品
を作り続けている。

上演作品：		演劇集団動物園/撥条（ばね）屋演劇会（北見） 　　　　 「こころゆくまで。」【終了】 　　　　作：門肇　演出：松本大悟 　　　　2001年9月29日（土）午後7時開演
		劇団　北芸（釧路） 　　　　 「眠っちゃいけない子守歌」【終了】 　　　　作：別役実　演出：加藤直樹 　　　　2001年9月30日（日）午後1時開演
		劇団　演研（帯広） 　　　　「夫婦善哉」【終了】 　　　　作：平田オリザ　演出：片寄晴則 　　　　2001年9月30日（日）午後6時開演

上演会場： 　 　 　LIVE HALL MEGA STONE　 　　　　　（メガストーン）　 　　　　帯広市東6条南5丁目 　　　　電話0155-26-7325

　　　　小劇場空間にこだわって芝居を作り続けている私達三劇団が、交流を持つように
　　なって１０年になります。その間、相互の地での乗り入れ公演を経て、ついに三劇団
　　が一堂に会し、一挙上演するという今回の企画が実現しました。
　　　中央ばかりに目を向けるのではなく、この道東の地からのムーブメントを拡げてい
　　きたいと思っております。第二回、第三回とつなげていくことができるよう、多くの
　　お客様のご来場をお待ちしています。

KUSHIRO‥‥　釧路　劇団北芸

　劇団北芸は '60年の創立です。釧路市における最古参の劇団であり、北山樵也さん( '83年退団）を創立者として数々の演目を上演してまいりました。 '81年からの「ムロジェック作品連続上演−３年間に６作品」をきっかけとして、作家を絞る方向へ、さらには小劇場空間による芝居作りへと活動を移行し、以来年２回のペースで公演を行なってまいりました。そして '86年の芝居小屋創設以来今日まで、別役実作品(18本)を中心に、ヨネスコ・清水邦夫・竹内銃一郎等の作品を公演し続けております。 　われわれの活動は当然のことながら、東京を中心とした演劇状況の変化等(流行りすたりなどを含めて)に、影響されながらも「小さな空間」にこだわりをもって芝居作りを行なってきました。 　釧路以外での公演は３回の帯広公演、２回の札幌公演、そして,99年には東京公演を行いました。今後とも機会があればさまざまな場所での公演を行ないたいと常々願っております。

　私達、劇団演研は「活発な日常生活を持続することにより、地域に根ざした創造活動を!!」をスローガンに1975年に旗揚げして以来、小劇場空間にこだわり、喫茶店や、古い民家などを劇場にし、春秋年２回の公演を続けております。また帯広以外でも、釧路・北見・札幌・苫小牧と道内各地でも公演を行ってきました。1993年には帯広市文化奨励賞を受賞、昨年は創立25周年の記念として、平田オリザ新作書き下ろしの「隣にいても一人」を上演しました。

　1988年、「演劇集団動物園」として北見市内の中・高校生と数人の社会人とで旗揚げ。 '91年に帯広演研、釧路北芸との出会いにより小屋芝居の魅力に正しく（?）開眼し、 '92年の第4回公演からは北見市内のライブハウス「夕焼けまつり」を主な発表の場としてきました。 '93年に団体名を現在のものに変更。帯広公演は '94年の「東京物語」、 '96年の「物語威風堂堂」以来、今回が5年ぶり3回目。念願のこの企画で、両先輩劇団と肩を並べて演じられることを楽しみにしています。